みんなのごめんなさい大賞へ
150通を超えるたくさんのご応募本当にありがとうございました。
8月20日(日)会場にて発表致しました。
ご参加の皆様、ご後援の皆様、ポプラ社様、サトシンさん、羽尻利門さんはじめ
心より御礼申し上げます。
それでは、受賞作品を発表します!
入賞の皆様に順次、賞品をお届けさせて頂きます。


大 賞 (1作品) 図書カード1万円

息子に謝りたいんですけど…
多分1歳ちょっとの頃、ご飯も食べ終わり、お風呂にも入り、
あとは寝るだけ、フゥ~というときに、
はたと静かな時だなと気づき…息子は何してるんだろうと探したら
台所で、サラダ油まみれになって遊んでいました
えーーーお風呂に入ったのにーーと、
訳もわかっていない息子を怒ってしまいました
その様子を笑えなかったんです
ごめんなさい
(NAさん)


準 大 賞 (1作品) 図書カード5千円

うちの息子が小学一年の頃、お気に入りの長靴を濡らしたくないからと、
学校から長靴を手に持って、足は靴下のまんまで泥だらけになって帰って来たときに、
『足を怪我したらどーするのー!!』と怒ってごめんなさいm(__)m

泥んこ遊びが苦手な息子に泥だらけになって欲しいって思ってたはずなのに…(^_^;)
(KIさん 新潟県 48歳)


佳作(10作品) 図書カード1千円

(順不同でご紹介させて頂きます。)

お嫁ちゃん、頼りない義母でごめんなさい。 逆に、いろいろ教えてもらっています。
世の中の嫁姑問題は、お互い無理せず、素直になれば起こらないかも…
しっかりしたお姑さんでなくて、良かったのかな~なんて。
(HKさん 北海道 58歳)

子供達へ
お父さんとはなれて暮らすことを決めてごめんなさい。
お父さん大好きなのにお母さんと一緒にいてくれることを選んでくれてありがとう。
(みさよさん 45歳)

次女に「えほんよんで」と言われ、
「忙しいから、お姉ちゃんに読んでもらって!」と言ってしまい、
2人ともにごめんなさい。
もっと親子の時間を大切にするね。
(ななへさん 34歳)

長男である いちぜんくんへ
いつも剣道でできない事ばかりを指摘してごめん。
お母さんは、あなたの頑張りを、これからもずっと6年生の引退まで見守り続けます。
下を向かず、前へ前へ、進め進め!!
(かなこさん 38歳)

とわくんへ
いつも夜寝る前に「ママ ギューして」と、とわが言ってきてくれることが当たり前になってしまって、なかなか、ママから、ギューしてあげられなくてごめんね。
妹が甘えざかりだから、いっぱいがまんしてくれているよね...
分かってるのに、なかなか言葉や態度で、ありがとうが伝えられない不器用なママでごめんなさい。いつまで、こんなうれしいこと言ってくれるんだろう~...

ここちゃんへ
毎日ママに幸せい~っぱいのお手紙かいてくれてありがとう。
ママのおまもりよ。なかなか、お返事をかいてあげられなくて、ごめんなさい。
たまには、パパにもラブレターかいてあげてね。

ふたりがママのそばにいてくれるからママは今日も笑顔でいられます。
がんばれます。心からありがとう。
だいすきだよ。
(たくみんさん 43歳)

里帰りした息子(23歳)が可愛くて。
昨晩飲み会で遅かったのに、朝早くから
『あれ食べる?』『これはどう?』『どこで飲んでたの?』
などなど、うるさく聞いて、『ごめんなさい』
子離れしなくちゃねー(T-T)
(KKさん 新潟県 53歳)

お母さんへ
遠くに嫁いで、ごめんなさい。今なら、お母さんの気持ちが、すごく、すごく分かります。
でも大丈夫、子宝にも恵まれ、心の内を話せる友人もたくさんできたし、
健康で日々たのしく暮らしています。
そういう姿を見せられる事が親孝行になっていたら良いな。
お母さんもいつまでも元気でいてね。
(静岡からの嫁さん 38歳)

恒匡(つねまさ)へ
お母さん謝るのが苦手でごめんなさい。
ずっと悪いと思っていました。
修学旅行の日に、お弁当作れなくてごめんなさい。
修学旅行中に手術になってしまってごめんなさい。旅行あんまり楽しめなかったよね...心配掛けてごめんなさい。
病気になってしまって、ごめんなさい。
イライラして、いつもあなたにあたってしまってごめんなさい。
これからは心配掛けないから。もう大丈夫だから。いつも笑顔で過ごすからね!
今までごめんね、そして私の息子に生まれてきてくれてありがとう。
(EIさん)

独身時代、実家から通勤していた私は、度々起こる家庭内喧嘩に嫌気がさして
一刻も早く家から出て行きたいと望んでいた。
「結婚と同時に故郷に帰る」と決めていた当時交際中の彼(現旦那)を急かし、
婚約と徳島帰郷準備を淡々と進めた、
両家挨拶も済ませ、私の両親は心から喜んでくれていると思っていた。
ある日、父から「やっぱり行くのか?」と聞かれ
「行くよ、決めたから。」とキッパリ言い放った私…。
どこか寂しそうだった父の顔が忘れられない。
そして、結婚当日に号泣していた父。
今、改めて、悩むことなく結婚を決断して家を出て行った娘でごめんなさい。
もう少し長い時間近くに居てあげれば良かったね。時々、後悔することがあります。
あれから14年、徳島で新しい環境と新しい出会いに触れ、
家族元気に楽しく頑張ってます。
お父さん、そちらの世界でお母さんと仲良くやっていますか…。
ずっと2人が大好きです。
(みきてぃさん 41歳)

大人になってからは、すみません。とか、申し訳ございませんでした。
とか、そういう謝罪がほとんどで
「ごめんなさい」って、なかなか言わないなと思いました。
「ごめんなさい」そう思って、ふと出てきたエピソードがあります。
2人目の子を出産した後、年子(1才9ヶ月差)のお兄ちゃんのことです。
1人目の産後は実家で過ごしましたが、2人目母親に家に来てもらいました。
その方が、上の子の環境が変わらず良いと思ったからです。
お兄ちゃんは、泣かない、よく寝る、よく食べる、よく笑う...
そんなとても育てやすい子でした。
2人が出来ても、幼いながらに「○○~」と、妹の名前を呼んで可愛がってくれました。
私にもやきもち焼くようなそぶりも見せず、世話をしてくれたおばあちゃんも楽だったようです。下の子は逆に、寝ない、よく泣くと、とても手のかかる子でした。
夜泣きもあったので、お兄ちゃんに迷惑がかからないようにと、私たち夫婦と下の子が2階の寝室で寝て、おばあちゃんとお兄ちゃんは1階で寝てもらっていました。
そんな生活が一週間少し過ぎた頃でしょうか...。
先にお兄ちゃんをおばあちゃんが寝かせていました。
その隣の部屋で、襖1枚隔てて、私が授乳していました。

「うっううっ...」と、くぐもったような声が聞こえてきました。
「どうしたの?」と、覗いてみるとお兄ちゃんがうつぶせで泣いていました。
泣いているというより、涙をこらえているようでした。
すぐに、布団に入り、抱きしめました。
「どうしたの?」
そうしたとたん、「ワーッ」と、堰をきったように泣きだしました。
『寂しかったんだ...。この子は、2歳弱でこんなに我慢していたんだ...。
幼いながらに、お兄ちゃんでいなくちゃと思っていたんだ...。
この子は、手のかからない子だから大丈夫って、勝手に思っていたけど、
まだまだお母さんに甘えたい!当たり前なのに、この子に甘えていたんだ...。』
そう思うと、切なくて申し訳なくて
「ごめんね...、ほんとうにごめんなさい...。」
そう、何度も言って抱きしめました。
その日以来、もちろん、一緒に寝るようにしました。
母にならせてもらって16年経ちますが、未だに子供に教えられることばかりです。
「こんなお母さんでごめんなさい。そしてありがとう!」
(MMさん 47歳)


ごめんなさい賞(10作品)サトシンさん 羽尻利門さんWサイン本

(順不同でご紹介させて頂きます。)

絵本のタイトルをいつもいつも「ごちそうさま」と言い間違えて本当に「ごめんなさい」
(匿名希望さん)

結婚当時、ダンナの買って数年しか経っていない車を、
ぼうけんして細い道を通ったら行き止まりで、
バックして助手席のサイドミラーがこっぱみじんに…。
10年以上経った今でも忘れられません…(涙)
(まめさん 40歳)

いつもあさ よういがおそくて ごめんね
(YSさん 6歳)

お母さんへ「お前って」言ってごめんなさい。 大好きだよ!
(ゆうとさん 9歳)

家ぞくへいつもわがままでごめんなさい。 いじめばっかりでごめんね。
てつだうことがあったら言ってね。
(そらさん 9歳)

雑貨店で「ムダ使いして!!」と怒ってしまう……。
実は私へのプレゼントを買っていたと知り……ごめんなさい。決めつけはよくないな。
これからも仲よくあそぼうネーー
(音さん 40歳)

てっちゃんへ
ようちえんのとき、シーソーで母ちゃんのぎっこんばったんがはげしすぎて、
飛ばしてしまってごめんなさい。
お空に飛んでいくてっちゃんの姿がスローモーションで、いまでもよみがえります。
その時のキズを見る度に…てっちゃんごめんなさい(涙)
(とみさん 46歳)

のんちゃんへ
スーパーで家族みんなのゼリーを選んでくれたのに、
「1個しか買わないよ。他は返してきなさい」と怒ってごめんね。
優しい子に育ってくれて、ありがとう。
(のんパパさん 33歳)

お父さん、お母さん、息子、娘へ
昔は、お父さんとお母さんにして貰えなかったことばかり
指折り数えて不満に思っていました。
親になった今、子どもたちにしてやれないことの多さと、
自分がして貰ったことの多さに気付きます。
お父さん、お母さん勝手な娘で、息子、娘、至らない母親で、本当にごめんなさい。
私は2人の娘、2人の母親で、今とても幸せです。ありがとう。
(ナカホリさん 46歳)

お友達を突き飛ばしたと聞いて、頭ごなしに叱りつけてごめんなさい。
本当は、別のお友達が殴られていたところに勇気を持って割って入って、
結果突き飛ばした形になっただけと、見ていた子達のお母さんから聞いた時、
本当に申し訳ないと思いました。
叱られてる時、なんの言い訳もしなかったあなたを誇りに思います。
強く優しく育ってくれて有難う。
(ANさん 41歳)